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明窓浄机

明るい障子の前に置かれた小さな机。
きれいにかたづけられた小部屋に朝の冷気が満ちて…
と、まあ、こんな理想を描きながら、散らかった机の上で書いています。
隣の国の空の下(8)
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    バラにはまだ少しはやい。あちこちで好みの花が咲いていた。二村の国立博物館の松林のような庭に植えられていた草花に感嘆。花色を抑えたものばかり憎らしいほどのさりげなさで配置されている。ちょうど咲いていたのはオダマキと華鬘草。  ソウル市内のど真ん中、清渓川の流れの始まるあたりにケシが咲いていた。ヤグルマギクとかと一緒に植えられていて自然な感じ。

           


        



    嘉会洞の韓屋の庭でかおっていたライラック。

        



    土塀のきわに植えられた芍薬とオダマキ。芍薬も牡丹も一重咲き。

        


           
    | 韓国イヤギ | 11:15 | - | - | - | - |
    隣の国の空の下(7)
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      ドラマの撮影現場にけっこう出くわす。嘉会洞の韓屋が建ち並ぶあたりをあるいていたら、道の真ん中に通行禁止の柵がおいてある。若いおとこがやってきて手でバツの字をつくる。「もうしわけありません」もなにもなく。ドラマの撮影をしてるらしい。ヒマなので眺めることに。ときどき若い男が口に指をあててこちらに「シー」なんてやっている。

          



      河回マウルで豆腐を食べていたら、すぐそこでドラマの撮影をやっていて、うちの子が出てるんですという。朝鮮戦争を扱ったドラマでチェ・ミンスとソ・ジソプがきてるという。チェ・ミンスといえば「砂時計」の国民的俳優。そして韓流スター ソ・ジソプ。その母親について見に行った。   
      洛東江の河川敷。軍隊に避難民が詰め寄るシーン。チェ・ミンスは隊長らしく一番前で演技していて確認できたが、ソ・ジソプはヘルメットをかぶっているのでよくわからない。背が高くて顔の小さいのがそうだと思う。母親が「あのおんぶされてるのがうちの子」と嬉しそうに言う。

          


          


          
      | 韓国イヤギ | 09:33 | - | - | - | - |
      隣の国の空の下(6)
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        今度もお寺に行った。韓国の寺はたいてい山の中にある。山門から小さな渓谷に沿ったみちを歩いて、しだいに気持ちが落ち着いてくるころ伽藍に着く。  安東からバスで北に向かう。朝のバスの中は寺に参るアジュマやハルモニで満席状態。鳳停寺の山門に着く。

               



        鳳停寺から少し登ったところにある庵子にいく。緑が目にしみる。韓国の寺は大伽藍のまわりにいくつかの庵子がある。ここの庵主は尼さんで、花壇にパンジーなんかがかわいい感じで植えられている。丹青がにはがれているのがいい。

               



               


            
            




        山のほとりの、僧侶が耕している畑。

            
        | 韓国イヤギ | 13:45 | - | - | - | - |
        隣の国の空の下(5)
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          挨拶の言葉が「ごはん食べたか?」という国。大邱で思いがけず夕食をごちそうになってからあとも、あちこちで好意で食事をいただいた。何を食べても美味しいと感じた頃があったが、このごろは食べるのも体力と思うようになってきた。     仁寺洞の路地を少し入ったところの店でマッコリをたのんだ。アンジュにジョンを頼む。いっしょに豆腐の煮たようなのがアルマイトの小鍋にはいってでてきた。これがおいしい。

              

              



          今度の旅でお金を払って食べた一番の食事。一品ずついいタイミングで供される。最後のごはんはハスの葉っぱにくるんであるり、パンチャンとテンジャンチゲがつく。食器もいい。真鍮をつかっている。

              



          河回マウルの豆腐。店のハルモニがタンポポと蕗をたらいで洗うのをながめながら食べた。

              



          チャドルペギ。プンサンの食堂では「チャドルパギ」とメニュウーに書かれていた。少ししか取れない肉の部位で、薄くスライスしてあるのでいくらでも口に入る。慶尚北道、プンサンの牛は韓国一なのだそうだ。

              



          安東からバスで1時間ほどのところにある鳳停寺。参拝者にふるまわれる食事。これにきな粉をまぶした餅がついた。

              
          | 韓国イヤギ | 21:11 | - | - | - | - |
          隣の国の空の下(4)
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            부처님 오신날 。お釈迦様が来られた日。陰暦4月8日の灌仏会が陽暦では5月21日になる。釜山に着いた日に駅前広場で提燈でかざられた仏塔に出迎えられて以来、いく先々で灌仏会のかざりを見た。韓国ではキリストの生まれた日も、釈迦が生まれた日も公休日。

                  



            タクシーの運転手が、今日は鐘路で灌仏会のパレードがあるので交通規制があるという。青森のねぶたのようなものが並んでかざられている。農楽のチャンダンが聞こえてきてパレードがはじまる。OO寺信徒会といった団体が提灯を持って次々とやってくる。子どもも、アジュマも、僧侶も、若者も、車いすに乗った者も楽しそうに歩いてくる。

                  


                  



            パレードは曹渓寺にむかって流れていく。夜の闇にうっとりするほどの無数の提燈の灯りが。境内には善男善女がお参りをしている。

                

                  

                


                
                




            曹渓寺のまわりは仏教用品の店がずらりと建ち並ぶ通り。店内はまばゆいばかり。その昔、見かけた坊さんがいい感じだったので、ここで僧服を買ったことがある。

                
            | 韓国イヤギ | 10:18 | - | - | - | - |
            隣の国の空の下(3)
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              快晴。澄み切った空気の良洞民俗村。そうです、目的はスケッチ。スケッチ場所を民俗村にするあたりがいかにもといった感じ。   村の入り口にある小学校。韓国では初等学校。立ち止まって眺めていたら、始業時間に遅れてやってきた子どもがひとり。気の進まない足取りで校庭をあるいていく。くるりと振り向いて、送ってきて母親のもとに駆け出す。どこにでもいるんだこういう子。

                  



              しばらく行くと水を張ったばかりの田んぼに映る人影。歴史ドラマのよう。それにしては女性がサンバイザーをしている。

                  



              慶州にある威徳大学と良洞村が共同で伝統行事の復元を行っているらしいということがわかってきた。伝統行事とは成人式。男子は冠をかぶり、女子は笄をさす。今からこの伝統行事が始まるという。庭にはむしろが敷いてあって、もう見物するしかない。六人の若い男女、村の長老、大学の研究者、入り混じって段取りの打ち合わせに時間のかかることといったら。冠婚葬祭の「冠」。冠婚葬祭をあらためて辞書で見ると、元服と婚礼と葬儀と祖先の祭祀の四大礼式とある。そうだったのか。

                  


                  



              女子が笄をさす儀式はアンバンとよばれる奥の間でおこなわれる。その中庭の屋根で切り取られた空。金沢21世紀美術館の「ブルー・プラネット・スカイ」とおんなじ。

                  



              むしろに座って最後まで伝統行事を見て、ふるまわれた昼ごはんまで食べた。気がつくと帰る時間がせまる。良洞村のほんの入り口にある「香檀」で半日過ごしてしまったのだ。あ、スケッチ・・・。

                  


                  
              | 韓国イヤギ | 10:50 | - | - | - | - |
              隣の国の空の下(2)
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                こんどの旅の目的のもうひとつは「もぐら庵」池田耕治氏の大邱での展覧会を観ることだった。「青い放送ギャラリー」という地元のケーブルテレビ局が持っている会場に着いたのは明るいけれど夕方六時を少しまわっていた。大邱は韓国三番目に大きな街。KTX東大邱からタクシーに乗ったのだが三十分もかかってしまった。韓国の篆刻家 柳在学氏との二人展。


                    

                 


                夜、大邱から釜山にもどった。   平日の朝の龍頭山公園は人影もまばら。釜山港をみおろすタワーで観光気分満点。「釜山港へ帰れ」を口ずさもうか。韓国ドラマ「ピアノ」の主人公の釜山なまりと名場面を思う。

                    


                建設中のロッテデパートが見える。夜間中学のハルモニから聞いた、「ロッテの創業者がお菓子の行商してるころから知ってるよ」という話を思い出す。

                    



                チャガルチ市場。チャガルチとは砂利の浜という意味とどこかに書かれていた。生けすに魚が泳いでいる店がずらりと並ぶ巨大な建物の方には人が少なく、となりの地べたに魚を並べたような市場はごったがえしていた。そんな中の屋台で身なりのいい老人が一人で一杯やっていて、絵になっていた。

                    
                | 韓国イヤギ | 10:43 | - | - | - | - |
                隣の国の空の下
                0
                  目的はスケッチ。言い聞かせて旅に出た。  十年ぶりの慶州。見事に整備された古墳。えーと、善徳女王の墓はどこにあるのかなと的外れなことを考えながらまだ少し肌寒い大稜苑を行く。修学旅行の小学生が通り過ぎると静まりかえる。なだらかなカーブを描く王陵に見入ってしまう。


                      



                      


                   
                  何年か前の記憶や印象はあやふやなもの。前に来たときは冬だったからかもしれないが、この陵墓のまえに立ったときの印象がまるでちがう。あのときはリスが現われて、リスばかりを目で追っていた。

                      



                  松の姿が美しい。

                      



                  この花はなんだろう。はじめて見る。旅行中、韓国のあちこちで見かけた。慶州では見事な街路樹になっていた。

                      
                  | 韓国イヤギ | 09:42 | - | - | - | - |