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明窓浄机

明るい障子の前に置かれた小さな机。
きれいにかたづけられた小部屋に朝の冷気が満ちて…
と、まあ、こんな理想を描きながら、散らかった机の上で書いています。
大晦日は雪
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    昨日から今日大晦日にかけて雪。こんな日は家の中から雪を眺めるのが一番。猫のようにうつらうつら出来たら言うことはない。

        



        



        



        
    | 西の谷から | 16:02 | - | - | - | - |
    キムチとたくあん
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      しばらく出かけていたので遅くなったが23日と24日にキムチと沢庵を漬けた。何とか白菜も結球し、虫食いも少ない。知人が集まってキムジャン。白菜を持って帰ってもらったがまだ畑には残っている。もう一回ぐらいキムチを漬けようか。キムチの漬け方もレシピ本によって、教えていただく人によってそれぞれに異なる。家の味ができるのはいつのことやら。

              



          



          



          



      あいついで沢庵を漬ける。昨年教えていただいた高知の方の漬け方。今年は少し塩が多かったかなとも思う。うまく仕上がるか心配。

          



          
      | 西の谷から | 11:27 | - | - | - | - |
      雪のフィレンツェ てんまつ
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        今日29日、やっと荷物が届いた。20日フィレンツェ空港で預けたトランク。どこでどんな扱いをされたのか大きなへこみをつくって帰ってきた。雪のせいである。
        12月17日の朝、粉砂糖をまぶしたようなルッカの街からバスでフィレンツェにむかった。天気予報は雪。バスは高速道路を快適にとばし、フィレンツェについたときは雪曇りだったけれど降ってはいなかった。

            



            



        サンタ・マリア・デル・カルミネ教会でマサッチヨのフレスコ画をみる。前来た時マサッチヨばかりにきがとられていて気がつかなかったが礼拝堂のフレスコ画を完成させたフィリッピーノ・リッピの描いた部分を前にしばらく動けなくなる。   外に出るとちらほらと雪が舞う。

                



        サンタ・クローチェ教会でジョットーのフレスコ画を見ようと歩きはじめたのだが雪はだんだん激しくなる。ドゥオーモの辺りに来た時はもう地面も真っ白。雪を避けてドゥオーモ付属美術館に入る。ミケランジェロのピエタを見てるうちに、こんなことをしてる場合ではないルッカに帰れなくなると気がついた。サンタ・マリア・ノッベラ駅に急いだ。
        案の定鉄道は大混乱。それでなくても混乱して時間通りに来たことのないイタリア国鉄。バス停にいってみるがバスがない。駅にもどって待つこと4時間あまり、ついに電光掲示板からルッカ方面行の表示が消えた。とっぷり暮れた駅の構内に雪はシンシンと降り積む。

                



                



        吹きっさらしの駅で一夜をあかすわけにもいかず、駅の近くで泊まることにする。サン・ロレンツォ教会のあたり、ジノリ・アル・ドゥオーモという安い宿に雪だるまのようになってたどりついた。
        朝、雪はやんでいた。雪だるまをつくるこども、雪合戦に興じる兄ちゃんたちを横目に駅に。今日は何としてでもルッカに帰らなくては。サンタ・マリア・ノッベラ駅横の松の枝が雪の重みに耐えかねて折れて地面にころがっている。

            



        朝9時から列車を待つこと3時間。やっと動いたルッカ行きは途中2回降ろされて乗り換え、夕方4時過ぎようやくルッカ駅についた。フィレンツェから帰ってくるだけで一日仕事。何とかしてよイタリア国鉄。それにしてもイタリアの人たちはいらいらしていなかったのが不思議だ。
        雪のため空港も高速道路も閉鎖されたらしい。まだ混乱のつづく20日なんとかピサから飛行機に乗り帰ってきたけれど、預けた荷物は遅れに遅れた。
        雪が降ってももう嬉しいとは思えなくなったのがさみしい。

            
        | 西の谷から | 22:27 | - | - | - | - |
        イタリア便り(2)
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          ルッカに来て一週間。今日はビンチ村に行くことにした。ルッカ駅でルッカ、エンポリ間の往復切符を買い列車に乗り込む。やっぱり5分遅れで列車がやってくる。フィレンチェ乗り換えでエンポリへ。切符をよく見るとvia pisa cとある。ピサ経由だったのだ。わざわざ時間をかけてフィレンチェまで来なくてよかったのだ。

          エンポリからバスでビンチ村へ。20分ほどで博物館前につく。レオナルドのデッサンをもとに作られた機械が展示してある。博物館で地図をもらい、レオナルドの生家を聞く。

              



          オリーブ。またオリーブ。こんなに多くのオリーブの木を見るのは牛窓と小豆島以来のこと。オリーブ畑の中の一本道をレオナルドの生家に向かって上っていく。振り返るとトスカーナらしいなだらかな丘陵が見える。遠くに雪をいただいた山はなんという山だろう。レオナルドの描く絵にでてくる切り立った山もかすんで見える。やっぱりレオナルド・ダ・ビンチはここで育ったのだ。

              



              



              



                  



          30分ほど歩いて生家につく。石を積み上げて造られた家は簡素にして質素。中は何もなくがらんとしている。1452年4月15日にビンチ村のアンキーノというところで生まれたとあちこちで見たので記憶してしまった。ちなみにわたしは1948年5月14日生まれ。比較する意味は何もないけれど。
          オリーブに酔いしれながら来た道を下り、エンポリから今度はピサを通ってルッカに帰ってきた。日が落ちるとぐっと冷え込んで来る。

                  
          | 西の谷から | 06:22 | - | - | - | - |
          イタリア便り
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            昨日ウルビーノに行った。ルッカを10時過ぎに出て、プラート、ボローニャで列車を乗り継いでウルビーノについたのは4時過ぎ。日も沈みかけたウルビーノは、バスから降りるといきなりドゥカーレ宮が眼前に迫ってくる。それにしてもペーザロからウルビーノまでのバスの車窓からの眺めはその丘陵の美しいこと。冬だというのに緑の丘に白い道が延びて、木立に囲まれた農家にたどりつく。そういう景色が連続する。

                



            煉瓦の色や石の色が白っぽいので建物には重苦しさが感じられない。
                

                    



            ウルビーノに行くことにしたのはピエロ・デラ・フランチェスカの絵がここにあるからだ。ドゥカーレ宮の中は国立マルケ美術館になっている。今回のウルビーノでのお目当てのピエロの絵は第16室にある。『キリストの鞭刑』と『セニガッリアの聖母』を見た。思っていたより小さな絵が2枚だけ広い空間におかれている。この街はラファエロの生まれた街。生家を見学する。通りに面した入口は小さいが中に入るとかなり広い。

                    



            ラファエロの『貴婦人の肖像』の前でちょっと釘付けになる。ラファエロといえば優美で甘ったるい感じの聖母子像を思い浮かべて好きではなかったが、考え方を変えなければ。すごい描写力。

                



            クリスマスのイルミネーションが輝く。シンプルでいい感じ。

                
            | 西の谷から | 22:36 | - | - | - | - |