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明窓浄机

明るい障子の前に置かれた小さな机。
きれいにかたづけられた小部屋に朝の冷気が満ちて…
と、まあ、こんな理想を描きながら、散らかった机の上で書いています。
<< 延吉第四小学校 | main | 密江から電湾子 >>
図們
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    図們。対岸は北朝鮮の南陽市。図們江の川幅はせまく、すぐそこに北朝鮮の山が田畑が家がみえる。

    Nさんたち朝日開拓団は図們を通って琿春にむかって歩き続けた。

    『私たちは延吉市の第四小学校の校舎から離れることになりました。鍋や釜、布団などの生活用品と食料品を持って。生きることに希望を失っていた私たちはいつのまにか元気が出ていました。生きていく力が湧いてきていました。  朝早く私たちは出発しました。母は食べ物を背負い両手に荷物を持ちました。私は二才の妹を背負い七才の弟の手を引いていました。十一才の妹もまた背中に毛布を背負っていました。延吉市を出る時にはまだ重さを感じませんでしたが、七,八キロ歩くと私はおんぶしている妹がひどく重く感じられるようになりました。弟はもう歩けないと言って泣きました。私たちは少し休んではまた少し歩きました。一日にどれだけ歩いたかわかりません。  太陽が沈みかけるころ、団長が水のあるところを探して野宿の用意をするように言いました。私たちは集落の後ろにある山のふもとで寝ることにしました。草を敷いて寝どこをつくり、上から毛布をかけて寝ました。見上げると満天の星が輝いていました。私はいつのまにか眠っていました。  私たちは何日か歩いて図們につきました。ここには図們江が流れています。図們江のむこうは朝鮮です。ここからの道はさらに困難を極めました。』(Nさんの作文)

    図們江にかかる図們大橋。丹東とともに国境が観光となっている。

        



    この線まで料金を払って歩いていくことができる。

        

        

    静まりかえったような北朝鮮の風景。

        



    中国側の国境ゲート。付近には土産物屋が並ぶ。韓国でよくみる土産物の装飾品や人形などの小物が売られている。

        



    図們の街からはなれて車は国境の川沿いに走る。対岸はすぐ手の届きそうな北朝鮮の地。

        
    | 西の谷から | 23:12 | - | - | - | - |