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明窓浄机

明るい障子の前に置かれた小さな机。
きれいにかたづけられた小部屋に朝の冷気が満ちて…
と、まあ、こんな理想を描きながら、散らかった机の上で書いています。
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旅順
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    大連近郊旅順へ。旅順、なんだか懐かしい響き。日露戦争の激戦地203高地、乃木将軍、断片的な雑学的知識が頭に浮かぶ。
    帝政ロシアによって敷設された東清鉄道の終着駅、旅順駅。東清鉄道とはロシアと清の形式上の合弁会社。実際はシベリア鉄道の続きで中国を通ってウラジオストクに至るために敷かれ、三国干渉の結果ロシアが得た遼東半島に向かって南下して敷かれた鉄道。高校の世界史でなぞっただけの知識がつながっていく。満鉄の前にロシアの東清鉄道が線路を敷いたのだ。知らなかった。旅順駅舎は100年まえの姿のまま残っている。


        



        



    この日は上着がないと寒い。203高地への山道を登るには汗をかかなくてすむ。

           



    旅順博物館。日本が大連を占領していたころの関東庁博物館で収蔵品がそのまま残っている。オールドな展示空間。ショーケースも当時のままでガラスには微妙なゆがみがある。

           



    龍門石窟出土の仏像頭部。北魏の様式。アルカイックスマイル。

        



    この博物館の目玉は「大谷コレクション」。西本願寺の22代門主だった大谷光瑞が探検隊を組織し中央アジアで発掘収集したもの。なんでここにあるのか。手に入れた図録の解説によると、門主辞任にともなって蒐集品の多くは大谷光瑞が別邸を持っていた旅順の博物館に移され、一部は朝鮮総督府博物館と東京国立博物館に移されたとある。館内は一部改修が行われていて、大谷コレクションの中の「新彊出土文物」は残念ながら見ることができなかった。このガンダーラ仏も大谷光瑞の蒐集したもの。

        
    | 西の谷から | 11:57 | - | - | - | - |