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明窓浄机

明るい障子の前に置かれた小さな机。
きれいにかたづけられた小部屋に朝の冷気が満ちて…
と、まあ、こんな理想を描きながら、散らかった机の上で書いています。
ルッカを歩く
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    ルッカにきてしばらく晴天が続いた。旧市街をとりまく城壁の上を歩く。一周する。約4キロの距離は苦にならない。鼻唄まじりで歩く。堡塁の近くにくると何のためにつくられたのかよくわからない建物がある。斜面に建てられていて住居でもなく集会所でもないし、形がおもしろい。

        



        



        



    門が何か所かつくられている。

        



    夕方、葉を落とした木の枝のシルエットが美しい。

            
    | 西の谷から | 23:49 | - | - | - | - |
    三十八年
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      二つ目の赴任校の卒業生から同窓会の連絡があり、久しぶりに梅田に出た。干支で一回り違う彼らは五十才になっていた。わたしが二十四のときの中学2年生。四十年近い月日が過ぎているのに氷がとけるようにあのころにもどれるのが不思議だ。「先生、私のエッチングの作品をもってますか」 帰りがけにきかれた。「先生にほめられたんです」 花束をもらって帰ってきた。 
      何点か返さずに手もとに持っている生徒作品がある。彼女の作品は探してみたが見つからなかった。三十八年前の中学二年生のエッチング。なかなかいい。


              
      | 西の谷から | 10:25 | - | - | - | - |
      ルッカ街歩き
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        プッチーニの生家のまえを通り過ぎると華麗な装飾のファサードを持つサン・ミケーレ教会がみえてくる。ここには今回私が大注目したフィリッピーノ・リッピの板絵がある。

                



        ぷらぷらと歩いてドゥオーモへ。ドメニコ・ギルランダイオの祭壇画をみる。ボッチチェルリやダ・ビンチと同時代を生きたルネサンスの画家。たしかなテクニックの今描いたばかりのような鮮やかな絵。ドゥオーモに隣接する付属美術館をのぞく。古い建物を外観はそのままに内部を心地よく改築している。床、階段、手すり、どれもいい。このセンス、かなわない。教会で使用された豪華な絹織物が目をひく。ルッカは絹で栄えたとガイドブックにある。

                



        城壁に囲まれてはいるが丘のうえではなく平地にあるルッカは坂道はなく明るい感じがする。

                



        城壁をくぐってスーパーに買い物に行く。大型スーパーは旧市街の外にある。

            

                

                



           
        スーパーで買ったナシとリンゴとトマト。どれも安くておいしい。

            




        城壁は遊歩道として整備されている。冬晴れの午後、散歩する人がたえない。 

                



        城壁のそばに咲いていた野生の雛菊。ボッチチェルリの『春』の人物の足元にも描かれていたように思う。霜にも負けずたくましく咲いている。

                



        小腹がすいたのでピザを食べる。ルッコラ入りをたのんだらこんなのが来た。若いルッコラの水栽培したようなのが載っている。スーパーでもルッコラは袋入りの貝割れ大根のような感じで売られていた。

            
        | 西の谷から | 09:20 | - | - | - | - |
        ルッカ
        0
          トスカーナ州のルッカに滞在した。16世紀ごろにつくられた城壁のなかの旧市街で過ごした。朝窓をあけると可愛いのがいる。そのうちもう一匹。

              



                  



          通りからは見えない屋根の連なり。継ぎ足したような建物の入り口はどこにあるのかわからない。

                  



          トゥーランドット、どこかで聞いたことのある名前の店。ルッカはプッチーニの生まれた街。それにしてもこの寒いのにどうしてわざわざ外に出てコーヒーを飲むのだろう。

              



                  



          あちこちで清水が湧いている。街の人が飲み水を汲んでいる。

                  



                  



          こんな天井のついた軒下を歩く。

                  



          夜になるとシンプルなイルミネーションが輝く。

                  
          | 西の谷から | 20:55 | - | - | - | - |
          蝋梅
          0
            この冬は蝋梅がはやく咲いたように思う。繁っているので枝を切って部屋の中に入れておいたら花があっという間に開いた。

                



                    
                    
            | 西の谷から | 14:59 | - | - | - | - |
            大晦日は雪
            0
              昨日から今日大晦日にかけて雪。こんな日は家の中から雪を眺めるのが一番。猫のようにうつらうつら出来たら言うことはない。

                  



                  



                  



                  
              | 西の谷から | 16:02 | - | - | - | - |
              キムチとたくあん
              0
                しばらく出かけていたので遅くなったが23日と24日にキムチと沢庵を漬けた。何とか白菜も結球し、虫食いも少ない。知人が集まってキムジャン。白菜を持って帰ってもらったがまだ畑には残っている。もう一回ぐらいキムチを漬けようか。キムチの漬け方もレシピ本によって、教えていただく人によってそれぞれに異なる。家の味ができるのはいつのことやら。

                        



                    



                    



                    



                あいついで沢庵を漬ける。昨年教えていただいた高知の方の漬け方。今年は少し塩が多かったかなとも思う。うまく仕上がるか心配。

                    



                    
                | 西の谷から | 11:27 | - | - | - | - |
                雪のフィレンツェ てんまつ
                0
                  今日29日、やっと荷物が届いた。20日フィレンツェ空港で預けたトランク。どこでどんな扱いをされたのか大きなへこみをつくって帰ってきた。雪のせいである。
                  12月17日の朝、粉砂糖をまぶしたようなルッカの街からバスでフィレンツェにむかった。天気予報は雪。バスは高速道路を快適にとばし、フィレンツェについたときは雪曇りだったけれど降ってはいなかった。

                      



                      



                  サンタ・マリア・デル・カルミネ教会でマサッチヨのフレスコ画をみる。前来た時マサッチヨばかりにきがとられていて気がつかなかったが礼拝堂のフレスコ画を完成させたフィリッピーノ・リッピの描いた部分を前にしばらく動けなくなる。   外に出るとちらほらと雪が舞う。

                          



                  サンタ・クローチェ教会でジョットーのフレスコ画を見ようと歩きはじめたのだが雪はだんだん激しくなる。ドゥオーモの辺りに来た時はもう地面も真っ白。雪を避けてドゥオーモ付属美術館に入る。ミケランジェロのピエタを見てるうちに、こんなことをしてる場合ではないルッカに帰れなくなると気がついた。サンタ・マリア・ノッベラ駅に急いだ。
                  案の定鉄道は大混乱。それでなくても混乱して時間通りに来たことのないイタリア国鉄。バス停にいってみるがバスがない。駅にもどって待つこと4時間あまり、ついに電光掲示板からルッカ方面行の表示が消えた。とっぷり暮れた駅の構内に雪はシンシンと降り積む。

                          



                          



                  吹きっさらしの駅で一夜をあかすわけにもいかず、駅の近くで泊まることにする。サン・ロレンツォ教会のあたり、ジノリ・アル・ドゥオーモという安い宿に雪だるまのようになってたどりついた。
                  朝、雪はやんでいた。雪だるまをつくるこども、雪合戦に興じる兄ちゃんたちを横目に駅に。今日は何としてでもルッカに帰らなくては。サンタ・マリア・ノッベラ駅横の松の枝が雪の重みに耐えかねて折れて地面にころがっている。

                      



                  朝9時から列車を待つこと3時間。やっと動いたルッカ行きは途中2回降ろされて乗り換え、夕方4時過ぎようやくルッカ駅についた。フィレンツェから帰ってくるだけで一日仕事。何とかしてよイタリア国鉄。それにしてもイタリアの人たちはいらいらしていなかったのが不思議だ。
                  雪のため空港も高速道路も閉鎖されたらしい。まだ混乱のつづく20日なんとかピサから飛行機に乗り帰ってきたけれど、預けた荷物は遅れに遅れた。
                  雪が降ってももう嬉しいとは思えなくなったのがさみしい。

                      
                  | 西の谷から | 22:27 | - | - | - | - |
                  イタリア便り(2)
                  0
                    ルッカに来て一週間。今日はビンチ村に行くことにした。ルッカ駅でルッカ、エンポリ間の往復切符を買い列車に乗り込む。やっぱり5分遅れで列車がやってくる。フィレンチェ乗り換えでエンポリへ。切符をよく見るとvia pisa cとある。ピサ経由だったのだ。わざわざ時間をかけてフィレンチェまで来なくてよかったのだ。

                    エンポリからバスでビンチ村へ。20分ほどで博物館前につく。レオナルドのデッサンをもとに作られた機械が展示してある。博物館で地図をもらい、レオナルドの生家を聞く。

                        



                    オリーブ。またオリーブ。こんなに多くのオリーブの木を見るのは牛窓と小豆島以来のこと。オリーブ畑の中の一本道をレオナルドの生家に向かって上っていく。振り返るとトスカーナらしいなだらかな丘陵が見える。遠くに雪をいただいた山はなんという山だろう。レオナルドの描く絵にでてくる切り立った山もかすんで見える。やっぱりレオナルド・ダ・ビンチはここで育ったのだ。

                        



                        



                        



                            



                    30分ほど歩いて生家につく。石を積み上げて造られた家は簡素にして質素。中は何もなくがらんとしている。1452年4月15日にビンチ村のアンキーノというところで生まれたとあちこちで見たので記憶してしまった。ちなみにわたしは1948年5月14日生まれ。比較する意味は何もないけれど。
                    オリーブに酔いしれながら来た道を下り、エンポリから今度はピサを通ってルッカに帰ってきた。日が落ちるとぐっと冷え込んで来る。

                            
                    | 西の谷から | 06:22 | - | - | - | - |
                    イタリア便り
                    0
                      昨日ウルビーノに行った。ルッカを10時過ぎに出て、プラート、ボローニャで列車を乗り継いでウルビーノについたのは4時過ぎ。日も沈みかけたウルビーノは、バスから降りるといきなりドゥカーレ宮が眼前に迫ってくる。それにしてもペーザロからウルビーノまでのバスの車窓からの眺めはその丘陵の美しいこと。冬だというのに緑の丘に白い道が延びて、木立に囲まれた農家にたどりつく。そういう景色が連続する。

                          



                      煉瓦の色や石の色が白っぽいので建物には重苦しさが感じられない。
                          

                              



                      ウルビーノに行くことにしたのはピエロ・デラ・フランチェスカの絵がここにあるからだ。ドゥカーレ宮の中は国立マルケ美術館になっている。今回のウルビーノでのお目当てのピエロの絵は第16室にある。『キリストの鞭刑』と『セニガッリアの聖母』を見た。思っていたより小さな絵が2枚だけ広い空間におかれている。この街はラファエロの生まれた街。生家を見学する。通りに面した入口は小さいが中に入るとかなり広い。

                              



                      ラファエロの『貴婦人の肖像』の前でちょっと釘付けになる。ラファエロといえば優美で甘ったるい感じの聖母子像を思い浮かべて好きではなかったが、考え方を変えなければ。すごい描写力。

                          



                      クリスマスのイルミネーションが輝く。シンプルでいい感じ。

                          
                      | 西の谷から | 22:36 | - | - | - | - |